
僕は再び滅入った…それはなんでだろう。
何もしたくない。何にも興味がない。遊ぶことすら僕を楽しませない。勉強はもちろん全然無理…
これはもう初めじゃないんだ。大学に入る前から何度もこの状態が繰り替えてたんだ。ただの再発だけど、なんとなくいやな感じがこみ上げて自分がとても醜い人間になっちまったように思うだけ自分を憎み始めた。
自分の気持ちを一言まとめてみると、「寂しい」っていいだろう。
さあ、自分が何を求めているのかよ、正直に。
ある心理テストによると、それは、いつでもそばにいてくれるかわいい妹だって。
そうなのか。
いつでもそばにいてくれるか。ましてかわいい…
それはどのような感じ?
松浦亜弥にそっくりした顔をしてる女の子がだだをひねてくれるような感じ?それとも、チョビッツのように帰ったとたんとびかかって「お帰り」って言いながら抱いてくれる少しドジが思いやりある女の子?
本当にいればいいなあ。僕は寂しくなくなるから。僕は本当にそういう存在を求めているかもしれない。
しかし、それはできないんだ、どんなに望んでも。
だって、そういう子はあんまり素敵だから、僕の望むべきタイプじゃないよ。僕のような醜く才能もない平凡なやつにとって。冗談じゃないよ。そんなきれいな子が一緒にいてくれるなんて、ありえないよ。
毎日町を歩いていると、素敵な女の子の手をつないでる男を、僕が妬んでる。でも妬むしかないじゃない。
夢の中で素敵な子と一緒に話している時、僕は泣かんばかりになるほど幸せだった。
なんだよ!女の子ばっかり思ってんじゃ、理想もなく意気地もないくずだ!
と叱る人はきっといるだろう。
じゃ、僕はくずだ。それで?
ただ一人の女の子、それも悪いの?別にエッチなこと思ってないのに。
「俺はずっと夢を探してたのにまた待たされてる。」
今の僕って、そういうもんだろう。そのまま待っていくかもしれない。
悲惨というか。この終りのない物語。